情シス | 客先常駐SE→社内SEの転職で感じたメリット・デメリット
客先常駐SEから社内SEに転職して感じたメリット・デメリットをまとめました。
転職を考えている方の参考になれば幸いです。
前職/現職の紹介
【前職】
客先常駐SE。
専門学校卒業後、新入社員として入社。
34歳までの約14年間勤務。
【現職】
製造メーカーの社内SE。
34歳で転職。現在3年目。
メリット
■仕事編
①ユーザーの声が聴ける
使った感想が聴ける(「ありがとう」が嬉しい)。
使う人の顔を思い浮かべて開発ができる。
②開発以外の仕事もできる
・サーバー、ネットワーク、セキュリティ等のインフラ周り
・PCやスマートデバイスのセットアップ
・ヘルプデスク業務
■待遇編(社内SEというよりどんな会社に転職するかで決まる)
①残業時間が減った
【前職】
平均で50時間程(案件の状況による)。
【現職】
平均で15時間程(残業代のための残業)。
納期調整に融通が利きやすいため、問題事象を残業時間で解決することは基本無い。
②飲み会が減った
【前職】
月一の帰社日は必ず飲み会。
【現職】
忘年会や歓迎会等のイベント時だけ。
飲みが好きな人は個別に行く感じ。
部署のみんなで行くのはイベント時だけ。
③研修が業務時間内の実施になった
【前職】
休日(土日)に実施。
【現職】
平日(業務時間内)に実施。
④収入が増えた
年収で約100万UPした。
■その他
①毎日顔を合わせるので、上司や同僚と深い付き合いになりやすい。
②自分のデスクやPCがあるので、会社が落ち着く(厳密には会社のものだが)。
デメリット
①仕事に社内政治の色が濃く出る
【前職】
仕事は客先でのシステム開発が中心なので、自社内の社内政治にはほぼ関わらない。
【現職】
声の大きい役職者の言うことに右に倣えがほとんど。
結局、現場のユーザーには使いづらいシステムを導入することになり、文句を言われたことがある(「なぜこんなシステムを導入するのか」的な)。
②直接部門の一部の人の視線が痛い
情シス(間接部門)を「売上・利益も上げないくせに」と見る人がいるらしい。
それを聞いてから何やら視線が痛く感じる。
③ヘルプデスク業務が意外にストレス
基本PCのことがわからない人がほとんど。
電話やメールで問い合わせを受けるが、何が聞きたいのか・何に困っているのかを理解するのが大変である。
以上